DvorakJについて その2

2010-07-13 - blob glob
作者様直々のコメントありがとうございます。


2010-07-14版を試してみた。同時打鍵判定時間の設定は「直接入力……」ではなくて、「文字の表示を何ミリ秒待機するか」だと思うけど、それでよいのだろうか……
実際に使ってみたけど、通常の(文章を打つ)打鍵と、CapsLockを使ったショートカットキーの打鍵とで、ぼくの場合はスピードが違いすぎ、使い物にならなかった。つまり、待機時間を長くしすぎると通常の打鍵がほとんどできなくなり、通常の打鍵で支障が無いようにすると、CapsLock+[文字]の判定がシビア過ぎてかなりストレスだった。
このあたり、標準ドライバでは不可能なことを独自ドライバでやってるのが、窓使いの憂鬱なんだろうなー。

Windowsがキーの打鍵をどのように扱っていて、DvorakJがどのように処理しているのかあまり把握していないので、見当違いかも知れないけど、CapsLockが押し下げられた時点で、「順に打鍵」の第1キーとして認識することはできないのだろうか? そうであれば、期待通りの動作をさせられるような気がする。CapsLock後のキーも押下時点で反応してしまってよいと思う。「押し上げる動作」を検出する必要はないような……。


[変換][無変換]について。Ctrl押下時にQWERTYに変更する理由は、ショートカットキーの位置がQWERTY配列の左側に偏っているからだけど、[無変換]はこれらと近すぎ、親指を内側に曲げつつ下に動かすという動作を必要とするため、正直使いにくい。
この意味では[変換]はまだ使いやすそう。しかし、実際に試してみたところ、うまく動かない。-capslockを-henkanにするだけで良いと思ったけど、そういうわけでもないのかな。[変換]自体は、今のところ日本語入力時の推測変換キーとして設定している以外には使っていないので、こういう用途に向いてるのは確か。


あと、さりげなく不満なのが、変換後もDvorakJPの特殊入力の待ちが継続していること。ぼくは「っz」→「……」という単語登録をして、これを多用している(文章としてはあまりよくないけど)。3点リーダー後に句点「。」を打つのはよくあることだけど、この場合、一旦「っz」を変換して3点リーダーにし、次に句点「。」を入力するのだが、この句点が「えい」になってしまう。一旦[スペース]なり[変換]なり[Enter]なり、無関係のキーが押されたら特殊入力は解除するようにならないものか……。(←ここでも発生
記号系を読み方ではない変なキーで設定している場合には頻繁に発生しそうなので、あまり好ましくない。


また、直接入力用のDvorakで「順も同時にも」にすると、キー入力が出なくなる問題は2010-07-14版においても発生していた。謎だ。


設定ファイルの書き方次第でなんとかなりそうな点もあるので、少しずつ調べてみたい。あと、ACT09蒼星JLODについても調べてみようかな。
いずれにしても、当面は窓使いの憂鬱からは離れられなそうだ。WinXPのサポート終了までに乗り換えられればいいからそんなに急がないけどw