packaged contents としての manifested tarball

↓を書いてて、複数メディアで構成されたコンテンツを1ファイルにパッケージングできるというのも、意外に重要なことのような気がした。
W3Cはmhtに相当するpackaged htmlの仕様を作ってないんだろうか。mhtは結局のところsmtpをファイル化しただけだけど、もっと単純にファイルの指定を全部相対パスにして何らかの形式で圧縮して固めるとか。サーバ・ディレクトリ構成を維持したいという話なら、

--+-- example.com --- index.html
  +-- example.org --- img  +-- title.jpg
  |                        `-- banner.jpg
  `-- manifest.txt

みたいな構成にして、manifest.txtに開くべきhtmlのパスとかのメタ情報を書いておけばいい。
htmlに限らないかもしれない。manifest.txtにMIMEタイプまで書いておけばいいような。複数ファイルから成り立つコンテンツを1ファイルにパッケージングして直接扱うための標準フォーマット、ということにすれば。
圧縮形式に工夫を加えてストリーミング的に再生可能にすれば、任意の画像形式でスライドショーさせる、みたいなことも可能になる。つまり、アニメーションGIFを置き換えることが可能になる。
ストリーミングできないとしても利用法は多々ありそう。
例えばflac形式の音声ファイル群とメタ情報としてのタイトル・作曲者・作詞者・歌手の名前、歌詞ファイルを同梱した標準音楽アルバム形式とか。
例えば動画ファイル群とメニュー画面ファイル、各チャプター情報や字幕ファイルを同梱した動画群視聴形式とか。
いくらでも考えられるなぁ。
こう考えると圧縮済みのものが多い気がする。アーカイブ形式としては.tar.gzとかよりも、個々の(圧縮が必要な)ファイルだけgzかなんかで圧縮しておいて、tarでまとめるだけ、とかの方が使いやすいのかも。tarの仕様とか知らないけど、もし各ファイルにランダムアクセスできるような構成なら、非常に扱いやすくなるはず。何しろ一度展開したりする手間がない。