文化戦略

著作権は、原理的に著作者以外の全員にとって不都合なので、公共の福祉に反するから撤廃。
そうならないのは、撤廃すると著作者が食べていけず、創作を職業とすることが不可能となり、文化の衰退を招き、最終的には文化的にも経済的にも国民全体が不利益を被るから。
とはいえ、権利を強くしすぎると、著作者以外にとって不利益が大きくなり、これもまた文化的・経済的に問題。
つまり、バランスの問題なのだと思うのだが、そのバランスは時代とともに変わるのは間違いないだろう。公定歩合や関税と同じ。その時々で、バランスを見極めた政策が必要なのでは?
なのに政治家や官僚は一部の利権団体などの機嫌を伺うばかり。長期的・戦略的な視点が必要なのではないかなぁと思うんだけど……
まぁ戦略的に見て、実際にどうすればいいのかは全然わからないんだけどさ。