サンタナの猛威

米・加州の山火事さらに拡大…焼失面積は東京都の7割超
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山火事でサンディエゴの軍施設に避難した住民=AP

 【ロサンゼルス=飯田達人】米カリフォルニア州南部の山火事は24日、ロサンゼルス近郊からメキシコ国境に近いサンディエゴ郡の十数か所で延焼が続き、地元メディアなどによると、同日までの死者は、避難中に事故に遭った人を含めて6人となり、負傷者は45人に上った。

(中略)

 火災現場から出た濃い煙は、砂漠から沿岸に向かって吹く強い季節風「サンタアナ」によって太平洋上空にまで広がっている。予報では、サンタアナは24日まで続くとしており、被害はさらに拡大する可能性がある。

 23日にカリフォルニア州南部に非常事態宣言を発令したブッシュ大統領は25日に現地を視察、直接被災者の状況を確認する予定。

 カリフォルニア州南部では、サンタアナが吹き荒れるこの時期に大規模な山火事がたびたび発生。2003年には約2週間にわたって燃え続け、20人以上が死亡し、約3500棟が被害を受けた。焼失面積は東京都の約1・3倍にあたる約3000平方キロに上った。
(2007年10月24日23時18分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071024i113.htm?from=main1

サンタナ……