障害のない、真っ平らな道をただ進むのは、たやすいことだ。
しかしそれでは、上に昇ることはできない。背伸びしたところで、はるかな高みには、届かない。


壁があらわれる。垂直にそびえる壁。たやすかった前進が、できない。
しかしその壁にも、よく見れば手をかけるくらいの突起はあるかも知れない。足をかけるくらいの凹凸はあるかも知れない。
手がかりの捜索。足がかりの発見。
かくして我々は、上に昇ってゆくことになる。否、ただ懸命に、まさによじ「登」っていくのだ。


日常レベルのサイズでも、ポテンシャルの壁をすり抜けられたらいいのに(ぉ
まぁそんなこと考えてるようじゃダメってことですかね。