NWChemのインストールがようやく完了。次はMADNESSだ。


最近ウェーブレットの勉強会をしている。
高速フーリエ変換Z変換ヒルベルト変換→ウィグナー・ビレ分布→短時間フーリエ変換→連続ウェーブレット変換(ガボールのウェーブレット)
という流れで、周波数解析の歴史を追っていったのだが……
全然わからないんですけど。Z変換で精一杯。

分からない点。

  • ヒルベルト変換の瞬時パワー、瞬時振幅、瞬時周波数の式がなぜああなるのか
  • ウィグナー・ビレ分布の式の意味(z(t+\frac{u}{2})\overline{z(t-\frac{u}{2})}*1の物理的な意味)
  • ウィグナー・ビレ分布の干渉じまの発生原理
  • 短時間フーリエ変換ガウス窓が、時間-周波数平面上で長方形になる理由(楕円とかじゃないのか?)
  • 不確定性原理の「時間の半径」「周波数の半径」の意味
  • 式だけ見れば、ウェーブレット空間は周波数でも時間でもない変なパラメータに見えるのだが、他の手法と単純に比較していいのか?
  • 複素関数論関係すべて(ぉ

とりあえず、今度帰ったときに応用解析の教科書を持ってこようと思った。ベクトル解析も知っておいた方が良さそうだし……

*1:但し、z(t)=f(t)+ih(t)。fは解析対象の関数、hはfをヒルベルト変換した関数