http://d.hatena.ne.jp/transniper/20090329/1238292250
先週末、実家に帰った時に両親と話していて驚愕したのは、彼らが「ブログ」というのは特定のサイトを指す言葉だと思っていたこと。
対象に合わせた話をすることは重要だけど、なかなか難しい。つい、しゃべりすぎてしまう。
相手が咀嚼できるように、まず自分が噛み砕かなければならない。
わかってる人とわかる気もない人の壁は相当に高いので、がんばって梯子をかけてよじ登り、更に縄ばしごを垂らして向こう側に降りていくくらいしないとわかってもらえない。
最近、そこまでしてわかってもらう必要があるのか、と思うようになった。わかる気もない人は別にわからないままでも幸せに暮らしているのではないか、と。
必要なのは、自分がわかることを相手がわからなくてもそれなりに会話するスキル、そして自分がわからないことを相手が説明したいのかしたくないのか見極めるスキルじゃないのかな。
これは共通理解の放棄であるが、コミュニケーションの放棄ではない。