今の経済状況……らしい

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/29af9e4e187816c3cafd0384f52122e0
経済学の先生って、どうしてこう、いとも簡単に胡散臭い数式と胡散臭い数学用語と胡散臭いグラフを持ち出すのだろう……
2つの変数でそれぞれ偏微分することを「2階微分可能」というだろうか。
\partial^2 f / \partial a \partial b \geq 0としか示していないが、定義域はどうなっているのか。全領域でそれが成り立つのなら、極大もなにもない。
更には2変数関数がいつのまにか1変数関数になってグラフで登場。定性的な説明であるにしても、もう一言欲しい。
恐らくは、例の式は局所的に成り立っており、グラフは「ab平面上にある、a=bに垂直な直線」に沿って切った断面なのだろう。


大学で経済学の講義を受けたときも、先生達はいずれも、数式をものすごくぞんざいに扱ってる感じがあって、どうにもなじめなかった。そのくせ、理論展開自体には数式を使うのだからもうわけがわからない。
こういう有名な人でもそういう感じなんだな……。


所詮はブログ記事であって書籍ではないので、適当に説明を端折っているだろうし、ぼくの読み取り方が足りないってだけなんだろう。
にしてもどうにも胡散臭さがぬぐえない……