質問スキル



効果的な質問をするには、その分野に対する知識が必要だし、それとは別に深い洞察力が必要。
うちの学系では研究室によって研究テーマがあまりにも異なり、先生達の間でも、背景とする知識は初等数学程度しか共通していないといっても過言ではないくらいに違う。それでも、卒論・修論発表では(わりと)的確な質問をしてくる。質問ができる、ということは、対象に対して深く考えることができ、それを端的に表現できる、ということなのだ。*1
まぁそれでも、こちらはせいぜい国内に数ある大学のうちのひとつの中の更に1/8に過ぎない。しかし首相というのは(我が国においては)一国の行政府を束ねる宰相であって、その動向は国民生活に直結する。その人に対する質問者のスキルがこの程度。あきれ果てる。
第四権力とも呼ばれる報道機関がこの程度なのか。記者の顔ぶれはこの後も全然変わっていない。つまり、彼らがそれぞれの報道機関で、首相に対する取材を行うにもっとも適任であると判断されているらしい。


……ここまで書いて、なんか自分の文章に天声人語っぽさを感じてしまった(´・ω・`)
昔から読んでた影響だろうか……。だって親が朝日新聞好きなんだもん(´・ω・`)
とりあえず言いたいのは、

  • 他の人の質問くらい聞け
  • 過去の事例くらい調べておけ
  • 振る話題の最新の動向くらい把握しておけ(記者なんだから)

といったあたり。
自省も含めて。

*1:このあたり、自分はあまりにも未熟。的確な内容で、しかも的確に表現して質問をするのは難しい。