文章化

たまには恋愛についての考えでもまとめておくか。スルー推奨だけど。
続きを読む記法久しぶりだな……


数年前に一度だけ告白されたことがある。そのときは断った。何故か? その子がメンヘラっぽかったからだ。
しかし、彼女がメンヘラっぽいことが問題なのではない。メンヘラとメンヘラが付き合ってもろくなことにならないと思ったのだ。要するに問題は自分の方にあった。
付き合うとなれば、精神的に、互いに強く依存することになるだろう。そうなったとき、それでもそれぞれ自立した生活を送れるか? マトモな思考を保てるか? と考えて、それは無理だろうと思った。少なくとも僕が無理だ。絶対に依存してしまうだろうし、破局したときに自分の精神に何が起こるのか見当も付かなかった。だから断った。*1


この一件は現在まで僕の精神に大きな影響を及ぼしていて、当時どうすべきだったのか、あの時の自分はどういう心境だったのか、ずっと考え続けてきた。
結局のところ、相手の好意を受け止めることができなかったのだろう、と最近は思う。
はっきり言って僕は自分が嫌いだし、性的どころか人間的な魅力すら皆無だと思っていて、それがアイデンティティですらある。彼女などできるはずがないし、友人すらまともに作れない。今いる友人達は、彼ら・彼女らがすごく優しい人だから、友人でいてくれるだけなのだ。
そこに告白というイベントが来ても、対処できない。どう考えても相手が自分から得るものは何一つなく、自分は相手に甘えて酷く傷つける可能性が高い。ならば、断ってしまおう、という訳だ。断ったならそれはそれで相手を傷つけることになるわけだが、当時はそこまで気が回っていなかった。
彼女が好みでなかったかというと、決してそんなことはなかった。少なくともメル友としては好意を持っていたし、嫌いな部分というのも特になかった。
ただ、「本当は自分のことが好きなわけではないのだろう」という猜疑心はどうやっても消せなかった。自分に自信がないのではなく、逆に「自分がダメなヤツだということに自信を持っている」感じ。


こういった心情は今でも変わりない。今、誰かに告白されたとしても、やはり断るか、あるいは「付き合うってどういうことなの?」「何をすれば恋人といえるの?」「何がしたいの?」とかやたら変な質問ばかりして辟易させるか、どちらかだろう。
好きな子がいても、その子が自分を好きになることなど考えられない。そんな要素は自分には一切無い。
もしかすると、2次元が好きなのもそのあたりが原因なのかもしれない。2次元の女の子たちは主人公が好きなのであって、自分が好きなわけではない。他人の恋愛沙汰(メジャーどころだと電車男とか)を見て2828してる感じというか。自分に向けられても受け入れられない。たとえフィクションであっても。だから主人公に自分の名前を付けたりできない。


一方で、こういう考え方はある意味で傲慢だとも思っている。相手がいいと思ったから告白されたのに、自分が悪いと思うからダメだ、というのは価値観の押しつけではないか? と。
これに反論する方法は見つけていない。無いのではないかとも思う。まぁもともと言いがかりに近いんだがw


こんなところか。何らかのブレイクスルーが無い限りは、彼女をつくるなんてことは無理だ。
それでいて、女性と見ると値踏みしてる自分もいたりしてヘコむ。つくづく最悪なヤツだよ……

*1:それだけでもないけど、大きな理由の一つはこれ。もう一つの大きな理由は、その彼女が部活の後輩であり、そのちょっと前に友人の部内恋愛で手痛い失敗をしていたから。この件も未だに引きずっていたりする。