構造改革
アニメを製作する
→スポンサーが付く
→TVで放映する
→広告代理店・キー局が搾取*1
→DVDで儲けないと製作者が食っていけない
→DVDが高くなる
→TV放映版をYoutubeなどで見る
→あまり売れない
→儲からない
という構造。
TV放映を見ない層がいるのは
- ほとんど深夜だからリアルタイムで見るのが難しい
- 録画予約も面倒(見たいときに見られるほうがいい)
これはわりと普通の感覚ではないかと。映像コンテンツをオンデマンドで見られる、なんていうのは何年も前からいろんなところで使われてきた文句だし。
DVDを買わないのは
- (1回見ればほぼ満足な人が多いにもかかわらず)高いから
- Youtube等で見れるから
DVDは買えばいくらでもオンデマンドに見れるが、そう何回も見たいもの(「者」という意味でも「物」という意味でも)はごく少数だろう。
というわけで、アニメを配信するためにのみ存在するサイトを立ち上げるとする。
かなり太い回線と、多くの安定したサーバ管理が必要で、維持コストはそれなりにかかるが、アニメ1本あたり4200万もかかるだろうか?
そうすると、
- スポンサー料は安く
- 制作費は高く
できる。また、オンデマンドで見たい、という要望にも応えることができる。制作費が十分なら、DVDは余分な儲けとして考えられるので、価格を安くでき、販売本数の増加が見込める。
問題は、
- そのサイト内での広告効果
- 知名度
広告効果はよくわからん。何年も前に「Webでの広告モデルは破綻した」とか言ってた割には未だに広告はよく見るし。なんなんだろ。
知名度は、適当に2chとニコ動で自演してればいいんじゃない?(ぉ
などと妄想した。
まぁ現実を見ると、
- Youtubeの場合で回線使用料が1ヶ月あたり2億円らしく、アニメ1本あたり4200万円では済まないかもしれない(本数を増やしたらそれに伴って帯域も増加するため)
- 広告代理店・TV局に潰されるおそれが大
てなところ。
まぁこのままゆるゆると、業界自体が縮小・消滅するんだろうなぁ。