机上の空論

蹴撃D+とヘイスト+はどちらがよいのだろうか?
ここではD/隔比を計算してみたいと思う。
素手DをD_n、武器のDをD_wとし、素手の間隔をI_n、武器の間隔をI_wとする。
2回攻撃を考慮したD/隔は、
2(D_n+D_w)/(I_n+I_w)
となる。
次に蹴撃発動率をP_kとして、上の式に組み込む。蹴撃の基礎Dは素手と同等なので、足装備(ウーロン等)のDをD_sとすれば
\{2(D_n+D_w)+P_k(D_n+D_s)\}/(I_n+I_w)
となる。
また、ヘイスト検証 - モソク道 5代目より、ヘイスト+H%のとき、以下のようになる。
\{2(D_n+D_w)+P_k(D_n+D_s)\}/\{(I_n+I_w)(100-H)/100\}
また、蹴撃+は蹴撃発動率 - モソク道 5代目より、+5のとき発動率+5%らしいので、+nで+n%と仮定する。蹴撃+をP_{kp}とすると、
\{2(D_n+D_w)+(P_k+P_{kp})(D_n+D_s)\}/\{(I_n+I_w)(100-H)/100\}
DAまで考慮すると、DA発動率をP_{DA}とすれば、
\{2(1+P_{DA})(D_n+D_w)+(P_k+P_{kp})(D_n+D_s)\}/\{(I_n+I_w)(100-H)/100\}
定式化はここまで。では、具体的な数値をあてはめてみよう。


僕はLv61で、主に指揮棒+2(D+16隔+71)を使用。ヘイスト装備は茶帯、風魔を持っている。サポはほぼ戦士でDA10%(ダブルアタック/FF11用語辞典より)。このレベルでの蹴撃発動率は検証が無いが、とりあえず5%と見積もっておく。
すると、現状は D/隔*60*60 = 946.06 となる。
ここでもし、風魔をやめてクンフーにすると、D/隔*60*60 = 927.72 となる。やっぱ下がるか。
クンフーにストライクサブリガ(蹴撃+3)を足しても 942.73。微妙に追いつけない。
蹴撃発動率の見積もりを10%に上方修正しても、現状は958.99、クンフーに換えると952.74。やはり風魔の方がよい。


参考までに

  • Lv75
  • 潜在発動デスト(D+18隔+48)
  • バハムートホーズ(蹴撃+6)
  • 茶帯、風魔の脚絆、パンサーマスク(計ヘイスト+13%)
  • サポ戦(DA+10%)
  • メリポ格闘スキル8段階

だと、D/隔*60*60 = 1463.44。風魔をデューンブーツ(蹴撃D+30)に換えると 1478.45 となり、これだと風魔よりも蹴撃装備の方がよいようだ。メリポを蹴撃発動率に追加すれば、5段階でさらに 1515.80(風魔装備時は 1484.24)となる。
いろいろパラメータをいじってみたが、結論としては、蹴撃D+装備は蹴撃+装備をするかメリポを蹴撃発動率に振って、初めて役立つもののようだ。蹴撃+装備もメリポもなしでは、常に風魔>デューンとなる。

追記

ワイバーンピアスはよく考えたらサポ竜のときに潜在発動だった。なーんだ。

追記2

Lv75ともなれば、蹴撃+5のAF2よりもヘイスト+5%の白虎の方がよいだろう。そう考えれば、デューンブーツなんぞを取ろうとがんばるよりも空に行った方が全然いいということに。まぁメリポで蹴撃発動率MAXまで上げてあるなら別だけど。少なくとも蹴撃+3程度ではヘイストを超えることはできないので、4段階か5段階は上げないと意味ない。
まぁ蹴撃D+装備はさておいても、PT内のアタッカーとしての立場を強く指向するなら、メリポで(ジョブ専用カテゴリー内では)選ぶのは蹴撃発動率Upと集中使用間隔だろうなぁ。ソロとか少人数PTでタゲを取るんならカウンターも捨てがたいが……回避使用間隔は微妙な気がしなくもない。
まぁメリポできるようになって、まず真っ先に上げるべきなのは格闘スキルだろうし、それ以前にまだLv61な訳ですが(´・ω・`)

追記3(07/03/15)

変なところを修正

追記4

DAなしの場合には、Lv75ならヘイスト装備(1261.89)よりも蹴撃装備(1262.93)の方が若干上になった。
サポ戦以外で闘うときは、蹴撃装備でもいいのかも。めちゃくちゃ微々たる差だけど。


デストロイヤー、ワラーラターバン、白虎佩楯、デューンブーツ、茶帯、メリポで格闘スキル8段階&蹴撃発動率5段階上げたらD/隔は1614.49、魔法のヘイスト(+15%)をかければ1975.94にも達する。すげーなぁ……

追記5(07/10/08)

4代目への業者襲撃に伴い、リンクを5代目へ変更。