過去との不邂逅

ふと思い立って自分のプロフィールを見た。topにプロフィールへのリンク置いてないのはどうかと思いつつURL手打ち。まぁ置かないけど。
日記を付けた日数886日。あと2週間で900日か。だからどうということはないけれど。
日記を書くことに意味があるか? というと、実際のところよくわからない。たまに読み返して、昔の自分が何を考えていたのか探る手がかりにはなる。でも書き始めた時より前のことはわからない。再来砂みたいなもんだ。仮想的タイムスリップ。
昔の自分で、一番知りたいのは中学生の頃の自分。一体何を考えていただろうか。あの頃は周りが見えず、ひどくつまらない生活をしていたように思える。何を考えて、あのようなことになっていたのか?
表面上、特に問題があったわけではない(と思う)。いじめたりいじめられたりしていたわけでもないし、成績はいい方だったし、部活も(やる気はないにせよ)それなりにこなしてた。
しかし、あまり外界に関心がなかった。興味があったのは数学、理科、そして小説。
特に小説は、恐らくこれまでの人生の中でもっとも読んでいた時期だろう。常に何かを読んでいた。小学校の頃は図書館の本で満足していたが、小6であかほりさとるを知って以来、ライトノベルに傾倒した。図書館にはあまり行かなくなったが、それでもアルセーヌ・ルパン全集を全巻読破したりしていた。
そして、それだけだった。他者とのコミュニケーション手段は小説の話題であり、数学の問題だった。クラスメイト達はよくしてくれた(と思う)が、それに対する俺の態度は素っ気ないものだったように思う。
それがダメだと思っているわけではない。あまり好ましいとは言えないが、完全に否定するほどのことでもない。
ただ、寂しく思う。