NTTドコモ、3.9世代携帯向けの基地局、端末開発のメーカーを公募 モバイル-最新ニュース:IT-PLUS

第4世代では毎秒100メガビット―1ギガビットの通信速度を想定しており、3.9世代からスムーズに移行できるようにする。第4世代については2010年以降の実用化を見込んでいるという。

そんな速度で何を通信するの?
人間の脳はそんな速度で情報を出し入れできない*1ので、それを使い切れるのだとしたら、次のようなものになるだろうか。

  • ファイル共有システム(P2Pに限らない)
  • コミュニケーションツール(メッセ等、状態を逐一交換し続けるもの)
  • リアルタイム情報表示(天気予報・重大事件等。FOMAのiチャネルがコレか)
  • テレビ・ラジオ等放送の受信

つまりはユーザーの操作によらずに通信が発生し続けるものということか。
……とりあえず電話ではないな。電話もできるナニモノか、ということになるだろう。まぁ現状でもほとんどそんな感じなんだけど。
以前考察したように、携帯でもギリギリXGAくらいまでは画面サイズを広げられそうだけども、そうするとどのくらいの速度が必要だろうか? 無圧縮24bitカラーXGA画像を30fpsで送ると、24bit\times 1024\times 768dots\times 30frame = 540Mbps。540Mか。まぁそんなもんか。そんなこともできる……と。
とりあえず、あと4年でそんな接続が多数発生することに耐えられるインフラ整備とサーバ整備を完了させるってことですね。すごいなー。

*1:単に入出力デバイスである五感や指・口・声帯等の性能限界かも知れないけど。つまり脳と直結するデバイスならもっと高速にアクセスできるかも。ここではあまり意味のない話。