スラッシュドット ジャパン | 大人には聞こえない着信音
可聴域が狭まっていくというのは初耳だった。サンプルの蚊の羽音は、一応聞こえたけど、かなり小さく聞こえた。実際どのくらいのdBで録音されてるのかはわからないけど。
件のMosquitoは16800Hzで85dBの音波を出すらしい。通常、人間の可聴域は16〜20kHzまでとされてるので、まぁ最初は20kHzまでだったのが段々下がって16kHzまで来てしまうんだろう。でも30代でもうほとんどの人が16800Hzを聞き取れないとなると、50代とか60代じゃ14kHzとか13kHzくらいまで下がってそうな気もする。
ふと、高齢の指揮者は高音が聞き取れなくなるのだろうか、とか不安になったが、計算してみるとピッコロのHigh Bbの半音下のAでも(A=440Hzとして)たかだか3520Hzで、全然余裕だった。ふぅ。
ちなみに、「人間には聞こえない音」で有名な犬笛は30kHzなんだそうで。人間の可聴限界の完全5度〜1オクターブ上まで聞こえるってことですね。
逆に低い音は、人間なら20Hz、犬は65Hzが限界だそうです。65HzってーとLow Cまで出るバスクラの最低音が58.3Hzだから、もうそのあたりで聞こえなくなってしまうと。犬にとってはコントラバスクラは無用の長物ってわけですね。