なんとなくだいぶ前に夢想したこと。
グラフィックボードは入力装置(AGPバス)、出力装置(AGPバス、ディスプレイ)、演算装置(GPU)、制御装置(メモリコントローラ)、主記憶装置(VRAM)の5大装置を備えている。プログラム内蔵型であるならば、ノイマン型コンピュータであると言っても差し支えないだろう。
GPUの命令セットがもし、ブール代数的に完全系を成し、連接・分岐・繰り返しができるならば、GPUによる物理計算などが可能となるだろう。また、GPUの演算命令とは描画命令であろうから、それらを適切に用いることで計算を行える。つまり、頂点を配置するとか、線を引くとか、テクスチャを貼るだとかの処理を画像とは全く無関係に、ただ計算のために配置すれば計算結果が得られるであろう、と考える。
そこで、「計算のために描画命令を逐次実行する」→「描画命令をグラフィカルに選んで順番を決める」→「CGを作成するのと同じ手順でプログラミングが可能」という推論が導かれる。
しかしこれだと、全く意味のない画像を考えながら配置せねばならず、人間にとって非常に辛い。そこで、命令のニーモニック変換*1を行い、人間にわかりやすい画像構成で作られたプログラムもどきをGPUが理解する(計算する)画像構成に変換するGPUアセンブラを用意する。これによって多少は意味のありげな画像を用いてプログラミングが可能となる。いわば、アセンブリ言語機械語のような関係である。
さらに、将来的にはこれをもとに高級言語*2にあたるような画像構成を用いることで効率的なプログラミングが可能となる。

これでステルヴィアちっくなプログラミングがきっとできる!(ぇ

*1:ここでの「ニーモニック」という言葉は「言葉」という意味を取り除き、人間にわかりやすい形式である、という意味でのみ使っています

*2:制御構造の明確化、モジュール化、オブジェクト指向、あるいは全く新しい何か